「ユダヤ人が古代の日本に渡来して、日本文化のルーツになった」という説があります。

確かに日本神話にはユダヤ教との共通点を幾つも見つけることができ、一見すると信ぴょう性もあるように感じます。

それで私が思ったのは、

「神話の共通点が勘違いでないのなら、神話の神々の子孫と言われている天皇家にも、ユダヤとのつながりを見つけることが出来るのではないか」

ということ。

そこで、「日本の天皇家とユダヤの王家とのつながり」を調べてみました!

神武天皇とユダヤ民族の始祖「アブラハム」との共通点

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まず「天皇家とユダヤの王家とのつながり」を調べていて発見できたのが、初代天皇である神武天皇と、ユダヤ民族の始祖である「アブラハム」という人物との共通点についての主張。

それによると両者には

・世界を創りだした神々の子孫である

(アブラハムは、アダムとイブの子孫。神武天皇はイザナミとイザナギが生み出したアマテラスの子孫)

・神の啓示で約束の地に移住した

(アブラハムはカナンという場所に。神武天皇は天孫降臨の地から大和の方へ進出。)

という共通点があるらしい。

一見すると「なるほど」とは思うものの・・

あくまで私の感覚ですが、「ありえない程の一致!」とは言えないような気がしてしまいます。

崇神天皇・垂仁天皇と、ダビデ王・ソロモン王との共通点

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続いて発見したのが、神武天皇から10代のちの崇神天皇・その次の垂仁天皇とイスラエルの2代目王ダビデ王・その次のソロモン王との共通点です。

どちらもその2代にまたがって

・災厄のあとに人口調査を行った

・その後神殿を作った

(日本では伊勢神宮、イスラエルではエルサレムに最初の神殿)

とあります。

これも、「驚くべき共通点というほどか!?」と、思ってしまいますよね・・

イスラエルの王家の紋様が、天皇家の菊の御紋と一緒!?

最後に見つけたのは、物的な共通点。

なんとイスラエルのエルサレムの城壁に、日本の天皇家の家紋と同じ菊の紋様が刻まれているということ。

2千年ほど昔のイエス・キリストの時代に存在していたイスラエルの王が、菊のマークを家紋にしていたのだとか。

この共通点はただ「菊」というだけでなく「花びらの数(16枚)まで同じ」ということ。

ちなみに天皇家でこの家紋が定着したのは後鳥羽上皇のころ(12世紀の末ごろ)。

本当にユダヤ由来のシンボルマークなら、「なぜ後鳥羽上皇の時代までこの紋が使われなかったのか」は疑問だけれど・・

たくさんあるはずのシンボルの中から菊を選んで花びらの数も一緒、というのは偶然にしては出来すぎてるかもしれません。

☆☆☆

「共通点」は見つけようとすればするだけ、たくさん出てきてしまうものですよね。

それと同様に「違うところ」もたくさんあるはずなのですが(;’∀’)

本当にユダヤにルーツがあるのかは、DNA鑑定でもしたら分かるのかな!?

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