「インディ・ジョーンズ」シリーズの第一作目『レイダース 失われたアーク』

この中でインディがナチスとの間に争奪戦を繰り広げるのが「アーク(=契約の箱)」です。

実はこの「アーク」なんと・・

日本に眠っているのではないか!?

と考えられています。

なぜ、遠いイスラエルの地で失われたアークが、日本にあるのでしょうか?

そこには「古代日本にユダヤ人が渡来し国を作った」という伝説が関わっていたのです。

「アーク」とは

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「アーク」とはユダヤ教の教典「タナフ」で言い伝えられている、「十戒が納められた箱」を指します。

「契約の箱」「聖櫃(せいひつ)」とも呼ばれます。

十戒とは、エジプトから脱出するイスラエルの民を率いたモーセが神から授かった、「神の掟」が刻まれた石板

イスラエルの民はこの十戒をアークの中に入れて、故郷「カナン」を目指したのでした。

その後カナンに帰還したイスラエル民族は、「イスラエル王国」を建国。

アークは3代目イスラエル国王のソロモン王が建てた神殿に配置されました。

しかしその後イスラエル王国は衰え、数百年後にはソロモン王の神殿もバビロニア王国によって破壊されてしまいます。

ところがそのとき、神殿にあったはずの「アーク」はバビロニアの略奪をまぬがれたものの、どこかへ姿を消してしまうのです。

アークはどこへ消えたのでしょうか?

アークの在りかについてこれまで多くの研究がされましたが、いまだ失われたままになっています。

『レイダース 失われたアーク』の中で描かれたアークの伝説

映画「レイダース 失われたアーク」の中では、アークはエジプトのファラオによって盗まれ、古代都市タナスの地下に眠っていることになっていました。

アメリカ政府の依頼を受けたインディは「ラーの杖飾り」というアイテムを使って、アークの発掘に成功します。

その後アークをゲシュタポに奪われるという難に遭いますが・・

ゲシュタポたちはアークを開封したことにより、中から飛び出してきた「何か」(悪霊?)によって壮絶死。

インディはアークを再び奪い返しました。

しかし手に入れたアークは「エネルギー体を生み出す危険物」として、アメリカ政府が秘密裏に保管することになりました(おそらくエリア51)。

「アーク」はいまどこに?アーク・日本渡来説

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このように、映画ではアメリカに保管されていることになっているアーク。

現実では今もまだ見つかっていません(のはず)。

しかしなんと、そのアークが「日本に隠されているのではないか」という説があるのです。

「古代日本にイスラエル民族が渡来し、日本を建国したのではないか」と唱えるユダヤ人日本渡来説によれば、

イスラエルの地から、12部族のうち10部族がこつぜんと姿を消した

日本神話や神社の建物など、さまざまなところにイスラエル(ユダヤ)の痕跡がある

これらが根拠になって

「消えた10部族がアークを持って日本にやってきた」

と考えられているのです。

そしてなんとなんと・・

日本でお祭りに使われるお神輿は「アークをモチーフに作ったもの」

という主張も。

これは本当なんでしょうか?

アークとお神輿の類似点

先にも登場したユダヤの教典「タナフ」には、アークの作り方が克明に記されているといいます。

それによればアークは、

全体が金で覆われ、屋根の部分には羽の付いた天使の像が置かれていた

箱の下の部分に二本の棒が通してあり、4人で担いで歩いた

アークと一緒に、笛やシンバルなどを鳴らして歩いた

とされています。

・・確かに、文章を読んだだけでも日本のお神輿と似通っています。

お神輿も

金箔で装飾され(されないものもあるが)、屋根には羽を広げた鳥が置かれている

棒に乗せて担いで歩く

鈴を鳴らしたりしながら歩く

両者は特徴が類似しています。

お神輿の原型はアークなのでしょうか?

それが本当だとしても、いったい日本のどこにあるのでしょうか?

長くなりましたので、続きは後編で書きたいと思います!

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