るろうに剣心のヒロインで神谷活心流の道場を守る「神谷薫」。
薫には、歴史上実在したモデルがいるそうです。
それはあの坂本竜馬との恋の噂もあった、江戸時代の剣術美人。
どんな人物だったのでしょうか?
るろうに剣心 薫のモデルとなった「千葉さな子」
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作中で薫は道場を守る女師範「剣術小町」として描かれています。
そんな薫のモデルとなった人物も、同じく剣術小町と呼ばれた人物でした。
その人物とは
北辰一刀流 千葉定吉の娘「千葉さな子」
です。
千葉さな子も薫と同様、剣術の腕前はピカイチで、長刀の師範でもあったそう。
そして千葉さな子と言えば、坂本竜馬との恋の噂・・
坂本竜馬の生涯を描いた「おーい竜馬!」という漫画では、さな子は竜馬に恋をして、竜馬が渡した片袖を「婚約の証」として竜馬の死後も大切に保管します。
このエピソードは創作である可能性が高いものの、千葉さな子が竜馬と深い関係であったことは史実からも明らかなようです。
むしろ正式な許嫁として、竜馬の家族にも認知されていたのだとか。
それなのに竜馬が実際に結婚したのは、京都で出会った「おりょう」という女性でした。
一方でさな子は生涯独身を貫きます。
竜馬も罪が深いですね・・
明治時代に剣術小町として生きることの難しさ
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さて薫のモデルとなった千葉さな子さん。
明治維新後は、せっかくの剣術の腕前を活かすこともなく、官立学校で働いたり灸で生計を立てたりしたそうです。
北辰一刀流は現在でも存続していますが、女性が剣術で生きていくのは、きっとものすごく大変なことだったのですね。
薫も、るろうに剣心の作中でとても苦労している様子が描かれています。
しょっぱなは門下生はゼロ。
道場の土地もだまし取られそうになったり・・
その後もなかなか門下生は増えず、作中では
「出げいこをしたり祖父の残した水墨画を売って生計を立てた」
という発言があります。
それでも「赤べこ」へ行ってすき焼きを食べたりしていますが。
まぁマンガですもんね!
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