華岡加恵は江戸時代中期の医師・華岡青洲の妻で、自ら人体実験に志願し世界初の全身麻酔手術成功に貢献しました。 この記事ではそんな華岡加恵・青洲夫妻の生涯について、簡単にまとめています。 夫・華岡青洲 Sponsored L・・・
「江戸中期」の記事一覧
茶人「川上不白(かわかみふはく)」江戸千家の祖に起こった、妾と稚児のスキャンダル
江戸時代の茶人「川上不白」は「江戸千家の祖」とも呼ばれる茶道の偉人です。 ところが偉大な茶人のプライベートは、夜のスキャンダルにまみれていました。 この記事では、川上不白の身に起こった、ある事件についてまとめてみました。・・・
松平定信の誤算「寛政異学の禁」は時代の流れを倒幕へ大きく傾けた
松平定信は8代将軍徳川吉宗の孫で、11代将軍家斉のもとで政治の中心を担い「寛政の改革」を行った人物です。 幕府の権力の復興、財政改善を目指してさまざまな手を打ちますが、後世の評価は厳しいものばかりになっています。 中でも・・・
鋭い着眼点で国防の危機を説いた、林子平の「海国兵談」
林子平は18世紀後半の学者で、日本が海外からの侵略に備えることの大切さを説いた人物です。 その著作には「三国通覧図説」「海国兵談」があり、現在ではその着眼点の鋭さが評価されています。 ところが当時は、幕府の政策を批判して・・・
杉田玄白の「解体新書」「蘭学事始」にまつわる秘話
「杉田玄白(1733~1817年)」は江戸時代中期(10代将軍徳川家治から11代家斉)の時代に活躍した蘭学医です。 西洋の医学書を翻訳し「解体新書」を刊行しました。 この記事では、玄白の「解体新書」翻訳にまつわる教科書で・・・
自由を愛した芸術家「平賀源内」の生涯とエレキテル発明にまつわる秘話
平賀源内は江戸時代中期、10代将軍徳川家治のころに活躍した人物です。 「エレキテルを作った発明家」とピンとくる方も多いかもしれません。 でもその生涯を知ってみると、発明家というより多彩な芸術家。 多方面に渡り才能を示した・・・
田沼意次と意知・・親子で陥れられた無念の政治家の真実
田沼意次と意知は、共に異例の大出世をし、幕府の要職についた親子として有名です。 そして特に意次には「賄賂を横行させた政治家」という汚れたイメージが。 しかしこのような汚れたイメージは意図的に作られたもので、本当は経済の才・・・
側用人「柳沢吉保」の悪評は綱吉のとばっちり?
柳沢吉保は江戸幕府5代将軍・徳川綱吉の側用人として権勢を誇った人物です。 でもこの柳沢吉保という人物、とにかく悪評が高い。 創作された物語では必ずと言っていいほど悪役ばかりなのですが、本当のところは? ここでは側用人「柳・・・
新井白石の最大の功績「イタリア人宣教師シドッチとの対話」について深堀り
「新井白石」は江戸幕府で6代将軍家宣と7代将軍家継に仕え、「正徳の治」と呼ばれる政治を行った中心人物です。 でも悲しいことに、後世では政治面であまり評価されていません。 それよりも大きな功績は、幕府の要職にありながら禁を・・・