最近ブームになっている「瀬織津姫」。
この女神さまはどうしてキリスト教の「マグダラのマリア」と同一視されるのでしょうか?
その理由を考えてみました。
瀬織津姫とは
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瀬織津姫は、古事記・日本書紀には記されていない女神の名前です。
一説には、
元は男神であった天照大神(古事記・日本書紀では女神になっている)の妻
であり
天照大神が男神から女神に書き換えられる中で「隠された(封印された)女神」
として話題になっています。
また瀬織津姫は、天孫(天照の孫)のニニギノミコトと結婚し子供を産んだ「コノハナサクヤヒメ」とも同一視されています。
マグダラのマリアとは
マグダラのマリアは、キリスト教で「イエスの死と復活を見届けた証人として伝えられている女性」です。
よく「娼婦」として理解されますが、実は娼婦とは断定されていません。
また「イエスと結婚して子供を産んだ」とする説も有名ですが、それを断定する証拠も確認できていないそうです。
ただ「解釈によってそう取ることも可能」な文献や絵画などはたくさんあるそうです。
(ダ・ヴィンチ・コードを観るとよく分かります)
文学作品などでこの「イエスの妻説」が好まれため、「通説」であるかのように誤解されています。
「瀬織津姫=マグダラのマリア」と考える根拠
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「日本を建国したのはイスラエルの民族」という前提
瀬織津姫とマグダラのマリアを同一視するためには、前提として
「イスラエルの民が日本建国に大きく関わった」
という説を認めなければいけません。
この説は、
イスラエルからある部族が消えた年代と、日本が建国された年代がシンクロしていること
日本神話や神道の中にユダヤ教やイスラエルの痕跡が見つけられること
これらが根拠になっています。
瀬織津姫が祀られている神社にユダヤのシンボル「六芒星」
瀬織津姫とユダヤ教・イスラエルとのつながりは、京都の籠神社の奥宮にある「真名井神社」で見つけられます。
真名井神社で祀られている神様は瀬織津姫と同神であると考えられているのですが、その真名井神社の石碑にはユダヤのシンボルである「六芒星」が刻まれています。
「瀬織津姫のルーツがイスラエルにある」ことを示唆しているのかもしれません。
天孫の子供を産んだ瀬織津姫(コノハナサクヤヒメ)、イエスの子を産んだマグダラのマリア
共通点が見受けられる日本神話とユダヤ教の伝説の中でも、瀬織津姫とマグダラのマリアを特に同一視する理由は互いに神話(聖書)の主役とも言える人物と結婚して子供を産んでいるからなのでしょうか。
ただし上記にも書いたように
瀬織津姫=コノハナサクヤヒメ
も、
マグダラのマリア=イエスの妻
も、「一説」に過ぎません。
☆☆☆
「瀬織津姫=マグダラのマリア」と考えることはとっても刺激的なのですが、私としてはまだまだ二人が乖離しすぎていてまだ同一視できません。
まだまだ調べていきたいと思います!
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